Pythonサンプルコード集

【Python GUI】tkinterライブラリの使い方〜天気を表示する場合の実装例〜

こんにちは、みやびのです。

今回は「Pythonのtkinterライブラリの使い方」というテーマでお話しします。

tkinterはPythonの代表的なGUIライブラリの1つです。

計算機のような静的なアプリに加えて簡単なアニメーションなど動的なアプリを作ることもできます。
tkinterを活用すれば簡単なゲームも作ることができるので是非活用してみてください。

本記事では天気を表示するアプリを例にtkinterの簡単な使い方を紹介します。

本記事の内容は以下の通り。

・Python tkinter.canvasでGUI表示する方法
・Python tkinterライブラリで天気情報を表示する方法


◆こちらの記事もおすすめ

【Pythonゲーム】リアルタイム処理の基本

Python tkinter.canvasでGUI表示する方法

tkinterライブラリの基本的な使い方について紹介します。

tkinterライブラリの詳しい使い方については公式ドキュメントもあわせてお読みください。

キャンバスを表示する

まずはアプリの土台となるキャンバスの表示方法について紹介します。

キャンバスを作成する場合の主な関数・メソッドは以下の通り。

・title():タイトルを表示する
・tkinter.Canvas():メソッドでキャンバスのサイズを指定
・canvas.pack():キャンバスを表示する

コードの記述例は以下の通りです。

◆実行結果
Python GUI空のキャンバス

文字の表示の仕方

次に文字の表示方法について紹介します。

文字を追加する場合は「tkinter.Label()」をコールすればOKです。

「tkinter.Label()」は「root.mainloop()」より前に記述する必要があります。

記述例は以下の通りです。

「place()」メソッドで文字の表示位置を調整できます。

◆実行結果
GUI:文字を表示する

ボタンの表示の仕方

次はボタンの表示方法についてです。

ボタンの追加は「tkinter.Button()」をコールします。

「tkinter.Button()」も「root.mainloop()」より前に記述する必要があります。

「place()」メソッドでボタンの座標を位置を調整できます。

画像の表示の仕方

画像を表示する場合は「tkinter.PhotoImage()」で画像を読み込み、「canvas.create_image()」で描画します。

他の項目と同じく「root.mainloop()」より前に記述します。

画像を表示する記述は以下の通りです。

太陽の画像を追加する例です。

◆実行結果
太陽の画像を追加する

Python tkinterライブラリで天気情報を表示する方法

天気を表示する実装例です。
天気情報の取得にはライブドアのAPIが便利だったのですが、サービスが終了してしまいました。

ライブドア公式:■サービス終了のお知らせ

有志の方が新しいAPIを作成したくれているので、今回はこちらを活用します。
※APIご利用の際は下記をよく読んだ上でご活用ください。

APIの詳細:天気予報 API(livedoor 天気互換)

天気情報については「Slackbotで今日の天気を確認する〜Python・Node.jsでのBot開発〜」もお読みだくさい。

文字で天気を表示する方法

まずは文字で天気を表示する方法について説明します。
コードは以下の通りです。

上記例では「今日の天気」と「明日の天気」を表示できます。

画像を表示する方法

天気画像を表示する方法について説明します。
コードは以下の通りです。

以上、tkinterライブラリで天気をGUI表示する方法でした。

PythonまとめTOP>>Pythonプログラミングの始め方まとめ

こちらの記事も読まれています

  • この記事を書いた人

みやびの

住んでいるところ:神奈川県。 プログラミング歴は13年ほど。 ※プログラミングに関する無料相談・質問への回答は行っていません。

-Pythonサンプルコード集

Copyright© みやびのどっとぴーわい , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.