こんにちは、みやびのです。

本記事は、
「Pythonはメモ帳でもプログラミングできるけど専用エディタを使った方がいいの?」
という疑問に答えるものです。

Pythonプログラミングするなら専用のエディタはほぼ必須だと私は考えています。
メモ帳でもプログラミングはできますが、めっちゃ効率悪いです。

今回はPythonに専用エディタを使った方が理由について説明します。

Pythonに専用エディタを使った方がいい5つの理由

What
専用のエディタを使った方がいい理由は以下の5つです。

・スペルミスを減らせる
・実行する前にエラーを検知できる
・フォーマットを簡単に調整できる
・プログラミングに特化した検索や置き換えが可能

スペルミスを減らせる

多くのエディタが定義済みの変数や関数からテキストを予測して候補を表示してくれます。
予測した候補から選べばつまらないスペルミスを減らすことが可能です。

たかがスペルミスと侮ることなかれ。

文章と違ってプログラミングのスペルミスって致命的です

文章なら読み手が

「ああ、書き間違えか」

と判断して読み替えてくれますが、プログラミングの場合はそうはいきません。

間違ったまま実行した場合、エラーや誤作動の原因となりますし、場合によっては全く動かなくなってしまうこともあります。

スペルミスを減らせることは決して小さくないメリットです。

実行する前にエラーを検知できる

専用エディタが単純なエラーを検知してくれます。エディタによっては原因や解決策まで教えてくれるので次のアクションも起こしやすいです。

事前にエラーを刈り取れるので「プログラムのコンパイルや実行をしてから初めてエラーに気づく」という事態を減らせます。

もちろん全てのエラーが刈り取れる訳ではないですが、事前に少しでも刈り取れると作業効率が全然違いますよ

単純な文法エラーやスペルミスでも原因特定の調査に結構時間がかかります。
エラーを見つける観察眼はあってもいいんですが、初心者の場合は調査に時間をかけない方が良いです。

エディタを活用して調査時間を少しでも削減しましょう。

フォーマットを簡単に調整できる

エディタを使えばフォーマット調整が簡単にできるので、インデント調整とかがかなり楽です。

PyCharmならショートカットキーを押すだけでファイル内のフォーマットを一瞬で調整できます。

ソースコードはインデントずれてるとめっちゃ見にくいですし、Pythonなどインデントによって処理を決めるプログラミング言語もあります。

フォーマット調整は意外に時間を食うのでエディタの方でやってくれるのはかなり大きいです。

プログラミングに特化した検索や置き換えが可能

検索や置き換えはメモ帳などでもありますが、専用エディタを使えばプログラミングに特化した検索や置き換えができます

例えばプロジェクトディレクトリ内の検索やクラス名での検索、変数や関数の定義元にジャンプするなどです。

「あのクラスはどのファイルに定義してたっけ?」

といったことは無くなります。

プログラミングをエディタではなくメモ帳でやっていた私の経験

メモ帳
私が初心者の頃はメモ帳でやってました。好きでメモ帳を使っていたというよりはエディタの存在を知らなかっただけです。

もちろんめっちゃ効率悪かった。
よくやった失敗は以下の通りです。

・スペルミスやかっこの間違いをしまくる
・インデントの調整がめっちゃ面倒
・実行する or コンパイルするまでエラーが見つからない
・単純なエラーの調査にめちゃくちゃ時間を使う
・関数の定義場所を探すためにドキュメントを読む

などなどプログラミングとはあまり関係ないところで頑張っていました

最初からエディタ使っていれば今よりもっとスキルアップできていたなと思います。

これからプログラミングを勉強する人は私と同じ失敗をしないように専用エディタを活用しましょう。

終わりに:プログラミング初心者こそエディタを活用しよう

プログラミングはメモ帳でもできますが、非常に効率が悪いです。必ず専用エディタを使うようにしましょう。

専用エディタと聞くとなんか難しそうと思うかもしれませんが、そんなことはありません。

覚えなければいけない機能は確かに多いですが、覚えてしまえばプログラミングがかなり楽になります

かつて私はプログラミングをメモ帳でやっていましたが、エラーを見つけるのに時間がかかりかなり苦労しました。

私と同じ苦労をしないようにエディタを活用して効率よくプログラミングを勉強するようにしましょう。

私が特におすすめしているのはPythonエディタはPyCharmです。
PyCharmのCommunity版(無料版)は完全無料で使うことができます。

Professional版(有料版)と比較すると当然機能は制限されますが、無料で使えるエディタとしては十分過ぎる機能を備えています。

・テキスト補完やエラー検知
・バージョン管理
・言語単位でのフォーマット調整

などなどPyCharmを使うだけでかなりプログラミングが楽にできます。

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