2020年4月からプログラミング・アルゴリズムの問題の配点が各25点(計50点)となりました。
なのでこれまで以上にプログラミングとアルゴリズムでいかに得点を取ることが重要となっています。
高得点を取るために優先的に勉強をしておきましょう。
今回は、FE(基本情報技術者試験)のプログラミングの午後問題勉強のポイントを紹介します。
具体的には以下の2点です。

・プログラミング選択問題(FE午後問題)勉強のポイント
・プログラミング選択問題(FE午後問題)受験時のポイント

アルゴリズムと同様過去問を解くだけだとあまり点が伸ばせません。
プログラムを実際に書いたりトレースをしたりしてプログラムが動くイメージを固めておきましょう。

プログラミング選択問題(FE午後問題)勉強のポイント

組み立てる
以下の3点について説明します。

・プログラミング言語はどれを選ぶべき?
・プログラムのトレースをしよう
・アルゴリズムとまとめて勉強するのがおすすめ

プログラミング言語はどれを選ぶべき?

とりあえず全部解いてみて一番簡単だと感じた言語が良いと思います。
特にこだわりがないならEXCEL+VBAでできる表計算か、2020年4月から導入されるPythonがおすすめです。
逆にC言語は言語自体の難易度が高いので、得意な人以外はあまりおすすめしません。
関連記事>>Pythonが基本情報技術者(FE)に追加!対策方法まとめ

プログラムのトレースをしよう

プログラミングの問題を解く場合プログラムのトレースは必須です。
基本情報の大半の問題は過去問を解くだけで十分合格ラインにもっていくことができます。
しかし、プログラミングとアルゴリズムはトレースしないと得点を伸ばすことが難しいです。
トレースだけでなく実際に動かすことも考えた方がよいでしょう。
私は何回も基本情報に落ちていますが、その理由の1つがトレースや実際にプログラムを動かすといったことをやっていなかったためです。
結果、膨大な時間を無駄にしました。
あなたは無駄な時間を減らすためにも是非トレースを実践してくださいね。
以下の記事はアルゴリズムのトレース方ですが、プログラミングの問題にも応用できる方法です。
アルゴリズムのトレース方法

アルゴリズムとまとめて勉強するのがおすすめ

プログラミングの問題とアルゴリズムの問題の基本的な考え方や解き方はほぼ同じです。
選択した言語でプログラムを組みつつ理解を深めていきましょう。
関連記事>>アルゴリズムの勉強方法〜基本情報技術者試験対策〜

プログラミング選択問題(FE午後問題)受験時のポイント

2進数
以下の2点について説明します。
・プログラミング選択問題の出題内容
・プログラミング選択問題の回答手順

プログラミング選択問題の出題内容

パターンは毎回ほぼ同じで、
「最初にプログラムの説明があり、その情報を元に擬似プログラムの空欄を埋めていく」
という形式の問題です。
穴埋めの他にプログラムの実行結果に対して問う問題が数問出ます。
難易度は高くないですが、一つ一つの選択肢を当てはめてしっかりとトレースしないと解けません。
プログラミングとアルゴリズムはそれぞれ25点と高い配点となっています。
集中力も使う問題のため、最初にプログラミングとアルゴリズムを解きましょう。
プログラミングとアルゴリズムはどっちが先でも問題ありません。

プログラミング選択問題の回答手順

プログラミングの回答手順は以下の通りです。実際にプログラムを書くイメージで取り組むと良いでしょう。
1.プログラムの説明を読んで概要をまとめる
まずはプログラムの説明を読んでプログラムの概要をまとめましょう。
時間に余裕がありそうなら簡単なフローも書くのもおすすめです。
2.プログラムにコメントを書き込む
まとめたメモやプログラムの処理を元にソースコード中にコメントを書き込んでいきます。
「ここからここまでは説明文中の〇〇の処理」など問題文中の処理と照らし合わせて書き込むのが良いです。
3.プログラムをトレースする
選択肢の値を入れて擬似プログラムをトレースしましょう。消去法で消せる選択肢以外は全て試しましょう。
4.設問を解く
トレースの段階で選択肢は確定しているものは埋めるだけですね。
他の設問に関しても実際に値を入れてトレースしてみるのがおすすめです。
上記は飽くまで一例なので過去問を解きつつ自分のやり方を確立しましょう。
試験時間に限りがあるので解き方をしっかりと手順化しておくことが大事です。

終わりに

プログラミングはアルゴリズムと同様に過去問題を解くだけでは得点が伸ばせません。
実際にプログラムを動かす・トレースをするなどしてプログラムが動くイメージを持っておきましょう。
試験時間が限られているので解き方はしっかりと手順化しておくことが大事です。
過去問題を解きつつ自分なりの方法を確立しておきましょう。
基本情報技術者対策まとめ>>基本情報技術者(FE)の対策まとめ